資産形成

ゆとり世代の将来は、ゆとりでは絶対にない。

自責聖人を目指すカノイです。

今日は、自分たち世代の将来のお金について考えさせられました。

NIKKEI STYLEに下記のような記事が出ていました。

年金不安に自助で「対抗」 ヤングの君には時間がある : NIKKEI STYLE https://style.nikkei.com/article/DGXMZO49930490Y9A910C1000000?channel=DF280120166603

NIKKEI STYLE 2019/09/21

我々の世代のおじいちゃんやおばあちゃんは、割と良い年金をもらっている方が多いのかもしれません。年金受給日を楽しみにしている方々も非常に多いように思います。

年金受給日が、マーケティングの一つの基準日になったりもしているぐらいですから、年金をもらう事を対象にしたビジネスもあるのでしょう。

しかし、我々世代が年金はどうなるのでしょうか。

上記の記事では、年金が劣化することは「自明の理」とも筆者の方は仰っていました。

日本の公的年金制度は21世紀に入り、長寿化と少子化の同時進行で人口減少を伴い急速に支える側の現役世代が減っています。支えられる側の高齢者がどんどん増えていくこれからの日本社会で年を追うごとに年金給付水準が下がることは基本的に「自明の理」と受け止めざるを得ません。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO49930490Y9A910C1000000?channel=DF280120166603

では、我々に残された道は、年金を現役時代に払い続け、ただただ少ない受け取り額を受け取っていて良いものなのでしょうか?

いいえ。そんなはずありません。

我々が絶対的に、年金受給の方よりも持っているものがあります。それは「時間」です。私は、この時間を将来に向けてどのように活かすべきなのかを考えていくべきだと思います。

この記事では、その時間の活かし、将来の自分のお金を作るひとつの術についてお伝えしていきます。

年金だけじゃない将来のお金作り

日本に生まれ、2十数年生きていて思うことは、いたってシンプルです。

お金儲けやお金をもっていること、お金を稼ぐことに非常に悲観的な考えをもっている方がたくさんいるということです。

それにも関わらず、お金がない事を人のせいにする癖がものすごくついています。なぜなのか、これは日本のこれまでの成長過程に問題があるように個人的には感じています。

敗戦したから自分たちが貧しくなった。バブルがはじけたから自分たちは貧しくなった。●●だから自分は悪くないとでもいうかのごとくです。

しかし、若手世代がその考え方を教え込まれつつあるので注意が必要です。お金についてもしっかりと自責で考えるべきなのです。

将来のお金作り:自分の労働でしか稼げない感覚をすてる

日本の方で、いまだに多い感覚は、身体ひとつで頑張って稼いだ人が一番偉い。という考えです。はっきり言って非効率的で他責としか思えません。なぜ他責?と思う人は、他責病です。

なぜか、それは、「稼げる最大値を自分の身体ひとつ」と自分で枠にはめることで、言い訳を作っているだけです。

もし、自責の念があれば、稼ぐために自分ができる事を探すべきなのです。

お金の稼ぎ方を知らないとお金は稼げません。お金の稼ぎ方を学ぶなら、下記の本を読むと良いと思います。知らなかった、実は稼げる稼ぎ方を知ることができます。

将来のお金作り:長期分散投資が絶対にお勧め

労働以外のお金の稼ぎ方として、私が絶対的におすすめなのは、「長期分散投資」です。

なぜか、それは、リスクが抑えられ、将来の大きな資産に変わる可能性を秘めているからです。

先に言っておきますが、長期分散投資では、目先ですぐに100万円というのは望めません。というりも、それを目的としていません。

前述の通り、年金がかなり減る事が想定されているので、今よりも先々が非常に心配なわけです。その先々を見据えて、お金に働いてもらうという考え方こそ、この長期分散投資と言えると思います。

投資と聞くと、リスクや元本を気にしてしまうケースが多いでしょう。

しかし、スタートは5000円からでもでき、長く投資すればするほど、リスクは最小限に抑えることができるのです。

長期分散投資は、早く始める人ほど楽になるお金作り

投資と聞いただけで、なんとなく嫌な印象を思い浮かべる方もいると思います。数分お気にチャートを見たり、画面に張り付いていたりと普段の生活に集中できないのではないか?

そう思うのも当たり前です。テレビでもよくそういわれていますし、実際にデイトレードを私がやっていたころは、私もそうでした。

しかし、この長期分散投資は、定期預金と同じ要領で始めることができ、軍資金のような多額のお金がなくてもスタートすることができるのです。

ゆとり世代には、現役引退までまで、30年以上あります。この30年の時間を有効活用するだけです。

その30年を有効的に使うのも超簡単です。やらない理由はありません。

資産作りが超簡単な理由①:毎月口座から決まった額が引き落とされるだけ

決まった口座から指定した額が引き落とされるだけ。定期預金とほぼ一緒です。毎月毎月決まった日に自分の指定した口座から引き落とされるだけ。

使っているお金ではないので後に増えて戻ってくる可能性が高いお金です。

資産作りが超簡単な理由②:まとまった金額は一切必要ない

もちろん、最初にまとまったお金がある場合、様々な選択があります。

しかし、この長期投資では、最初にまとまったお金は一切必要ありません。1回分の飲み会代ぐらいから始めることができます。

資産作りが超簡単な理由③:何もしない。プロがお金を運用してくれる。

投資と聞くと自分で株を買って、再建を買ってと自分でやるイメージが強いと思います。

しかし、それは違います。プロの方にお金を預け、そのお金を運用のプロが運用していくということです。

長期投資に向いている:投資信託という資産作り

前述の簡単な理由3つをカバーする金融商品こそ、「投資信託」です。

しかし、投資信託の中には、老後の資金作りをしてくれないものもあります。投資信託も金融商品ですから、種類は複数ありますし、その内容は様々です。

考え方とするとお金の預け口という訳です。

預けたお金がどう運用されるのか、どのように資産が増えていくのかは、運用をしてくれるプロに委ねることになります。なので、この運用のプロを見極めることが必要なのです。

選ぶの参考となる本をご紹介します。この本の初版の際に大学生であった私は、投信信託のことを知り、感激してすぐに始めたことを覚えています。

私が読んだ頃は8本だったので、変わっているようです。しかし、不変な投資信託があるとすると、この本の筆者でもある、中野晴啓さんが代表を務める、投資信託ではないでしょうか?

それは、セゾン投信という投資信託の運用会社です。私の実際に口座を作成し、運用していました。

しかし、あることをきっかけに解約してしまったのですが、大失敗でした。そんな失敗談はまたいつか紹介したいとおもいます。

まとめ:長期投資を活用して年金に頼らない資金作り

国の責にするのは簡単です。ですが、国の責にし続けて自分が幸せになれるかを考えるとそんなはずはありません。

自分を幸せになるためにも、将来のお金に関して自責の念をもち取り組むことが重要です。

月々5千円で人生が変わる可能性だってあります。

まとめ
  • 自責で考える将来のお金作り
  • 人のせいにし続けた瞬間に自分は不幸になる
  • 長期投資で少し先の未来を切り開いてみる
  • 自分に言い訳させないための長期投資。飲み代1回分。
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