Jリーグ　令和初王者は横浜Fマリノスに

これまでの記事とは少し違うカテゴリになりますが、サッカーを昔やっていたこともあり、サッカーについての話題を書いていきたいと思います。

気づけばあと一か月で年末を迎えるわけですが、日本サッカーの最高峰リーグである「明治安田生命　Jリーグ　Division１」も残すところ1試合となりました。

今年は何といても元号が変わって初めての王者が決まるだけあって、優勝決定は最終節開催予定の12月4日まで決まっていません。Jリーグは平成からスタートしているので、2つ目の元号ということになります。

「Jリーグ　令和初王者は横浜Fマリノスに」と「？」とも「！」とも取れるタイトルですが、最も可能性の高いのが横浜Fマリノスなんです。

Jリーグ令和初王者が12月4日（土）に決定

12月４日（土）には、J１リーグの今季の最終節。令和元年の最後の試合が全国各地で開催されます。

その中でも、優勝が決まる試合は、1試合だけ。なぜかというと、現在首位の横浜Fマリノスと２位のFC東京が直接対決するからなんです。

会場は、横浜Fマリノスの本拠地。ラクビーワールドカップの決勝も開催された日産スタジアム（横浜国際総合競技場）です。

横浜Fマリノスは、完全ホームの中、優勝できるのか。15年ぶり令和初の王者を目指して2位のFC東京と激突します。

現時点で優勝の可能性が残っているのは、首位の横浜Fマリノスと2位のFC東京に絞られてしまっているのです。そのため、この2チームが激突する最終節は大注目と言えます。

最終節前の順位を整理すると、

J1リーグの勝ち点のレギュレーションは、勝ち：３ポイント、引き分け：１ポイント、敗け：０ポイントとなります。ラクビーワールドカップのようなボーナスポイントはありません。

そのため、3位の鹿島アントラーズは、勝っても勝ち点が６０→６３ですので、優勝の可能性はありません。そのため、1位と2位の一騎打ちになっているということです。

しかし、FC東京が優勝できる可能性は極めて低いのです。FC東京が優勝する条件としては、マリノスに勝つことはもちろんですが、4点差以上をつけて勝利する必要があるのです。

そのため、横浜Fマリノスの優勝の可能性は極めて高いと言い切れます。しかし、サッカーは何があるかわかりません。J2リーグでは柏レイソルが最終節に13ー２で勝利するなんてことが起こっているのです。おそろしい。

では、その可能性があるのか、両チームで見ていきましょう。

まず、横浜Fマリノスは、FC東京に勝利または引き分けで終えてしまうと優勝できないわけですが、その可能性はどうなのでしょうか？

⇒　今年の対決は、２－４でFC東京が勝利しています。

つぎに4点失点する可能性はあるのでしょうか？

⇒　今年4点取られた試合は、FC東京に２－４での敗戦のみ。

つぎにマリノスが無得点の可能性はあるのでしょうか？

⇒　マリノスは今年無得点の試合が４試合あります。しかし、8月３日の第21節以来無得点の試合はありません。

最後に4点差をつけられる可能性はあるのでしょうか？

⇒　以上の結果、FC東京に4点差をつけられるという可能性は極めて低いと言えるでしょう。しかし、無得点の試合では、０－３で負けている試合が2試合あるので、要注意でしょうか？

マリノスに勝つ可能性は、前述の通り前回対戦では勝っていますから、十分勝つ可能性はあるでしょう。

では、4得点できる可能性は？

⇒これも前述の通り、今季FC東京が4得点以上決めた試合はマリノス相手に４－２で勝利した試合のみ。平均得点も１．３と可能性としてはかなり低いかもしれません。

4点とっても失点してはいけません。無失点に抑えられる可能性は？

⇒無失点（クリーンシート）は、16試合もある堅守チームですね。そのため、無失点に抑える可能性はあるでしょう。

無失点で勝利する可能性は高いと言えますが、得点を奪える可能性がきわめて低いのが今年のFC東京の様です。そのため、FC東京の優勝の可能性は極めて低いかもしれません。

ざっくりしたデータの分析でしたが、横浜Fマリノスが優勝する可能性が高いでしょう。FC東京の4得点の難しさと横浜Fマリノスの無得点で終わらない攻撃力を考えると優勝は横浜Fマリノスかと思われます。優勝オッズがあったら何倍なんでしょうかね？