どうもカノイです。数年前に始めたiDeCo。
ちょっと訳あって毎月の引き落とし額を減額したいと思い、減額の手続きをしてみました。
iDeCoの引き落とし額を変える手続きは大きく2種類あります。
- 引き落とし額をゼロにする(引き落としを止める)
- 引き落とし額を5,000円以上の額に変更する
このどちらを選択するかで手続きが異なります。
iDeCoの引き落とし額を変更するということは、受給対象年齢までの積立額が変更される。ということは間違いありませんので、ご自身の人生プランに合わせて必要な変更を行ってください。
また、変更は年(1月から12月の間)に1度だけしかできません。
私は下記の記事でも紹介しておりますが、SBI証券でiDeCoをしていますので、今回紹介するのもSBI証券での変更方法です。
それではSBI証券での変更をみていきましょう。
引き落とし額の変更(掛金額の変更)とは?
iDeCoの引き落とし額の変更というのは、正式には「掛金額の変更」と言います。
この拠出限度額を変更する手続きは、1月から12月を1年として、その中で1回のみ行うことができます。
ただし、職業が変更になったり、企業の年金制度が変更されることによって自身がiDeCo掛けられる掛け金の条件が変更される場合は除きます。
転職や独立をした方以外は、年に1回の変更と覚えておきましょう。投資のように相場に合わせて増減できるものではないということです。
SBI証券での「掛金額の変更」方法
SBI証券で変更する方は、次のステップで簡単に変更することができます。
- SBI証券のiDeCoサイトから申込書を依頼
- 届いた申込書に必要事項を記載
- 郵送で申込
の3ステップです。
こんな時代ですが、紙の手続きが必要になります。なんとも年金らしいですね。笑
SBI証券のサイトから申請書を依頼
まずは、SBI証券のiDeCoサイトから申込書を取り寄せましょう。
SBI証券のiDeCoサイト(https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/ideco_top.html)から申請書を取り寄せます。
サイトに行っていただき、上のメニューバーから「各種申請/変更手続等」をクリックします。
画面が遷移し、「各種申請/変更手続等」のメニュー画面へ遷移していきます。少しスクロールすると手続きの種類を選択できますので、「掛金関係変更」を選択しましょう。
メニューが遷移し、「掛金関係変更」の複数メニューが出現します。その中の上から2番目にある「掛金額を変更したい」をクリックしましょう。すると、水色の背景で選択肢が出現します。
勤務先や自身の雇用形態、扶養有無などに変更がない場合は、下の「勤務先や年金種別に変更はない」を選択しましょう。
次に自身の該当する被保険者を選択しましょう。私は会社員ですので、「第2号被保険者(会社員・公務員(共済組合員も含む))」を選択しました。そして、住所に変更がある場合は、チェックを入れて「資料請求はこちら」をクリックします。
すると、以下のフォームが立ち上げリマスので、必要事項を入力して資料請求が完了します。数日すると書類が郵送されてきます。
申請書類に必要事項を記載
数日経つとSBI証券から封書が届きます。
中身は、
- 案内文
- 届出
- 返信用封筒
この3点です。
案内文は特に読む必要もないかもしれませんが、一応読んでおいてください。笑
届出に必要事項を記載していきます。内容はものすごく簡単で、チェックといくらに変更するかを記載します。
記載することは、いかになります。
- 基礎年金番号(年金手帳は手元に用意しておきましょう!)
- 氏名、生年月日、性別、住所の個人情報
- 自身の企業年金制度についてのチェック
- 変更する申請の納付条件
- 変更後の金額
この時に5,000円を下回る掛金に変更することはできませんのでご注意ください。5,000円以下は、ゼロとして引き落としを止めるしかありません。届出が違いますので、気をつけましょう。
自身で記載する変更届以外に「本人確認書類」の提出が必要となります。A4以外のサイズでコピーした場合は、以下の台紙に貼り付けなくてはいけないようです。ここで有効とされている本人確認資料は、
- 運転免許証
- 各種健康保険証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 印鑑登録証明書
- 在留証明書
のどれかを提出すれば問題ございません。
①〜③は、もちろん有効期限内のものである必要があります。裏面に変更事項等があれば、裏面のコピーも必要です。
④〜⑤の場合は、発行後6ヶ月以内の状態でSBI証券の事務局に届いている必要があります。
返信用封筒で郵送にて提出
以下のような返信用封筒が同封されているので、こちらに必要書類を抜けがないように封入して郵送すれば完了です。
SBI証券で「掛金額の変更」ができる時期
iDeCoの掛金額を変更する手続きは、年に1度のみとなっています。
1月から12月の1年間に1度です。回数のみの制限で、変更する時期に制限はありません。
ちなみに、SBI証券では、受付の締め日が毎月14日となっている為、SBI証券側に受領された日によって変更額が反映される日が異なります。毎月14日締めで、翌月の引き落とし分より適用されます。
年末調整の時期に変更届をすると予定額が変更されますので、年末調整の申告には注意するようにしましょう。
まとめ:掛金額の変更は、年1。紙の申請。14日締め。
SBI証券のiDeCoの掛金額の変更には、WEBで申込書を取り寄せ、紙による届出が必要です。
変更をする場合も、毎月の14日締めまでに郵送にて必要書類を送付する必要があるため、変更が必要な場合には、早めに手続きを行うようにしましょう。
- SBI証券のiDeCo掛金額の変更手続きはHP上から申込書を取り寄せ
- 専用の変更届に必要事項を記載し専用封筒で返信
- 本人確認書類(免許証、健康保険証、マイナンバーカード、印鑑証明、在留証明のいづれか)の添付が必要
- 毎月14日がSBI証券の手続き締め日で翌月から金額変更が適用