資産形成

新入社員がお金について考える!やっておくべき投資を解説!!

昔からずっと年金問題が騒がれています。「老後に年金とは別に2000万円ないと簡単に言えば通常の生活を送れない。」と言う内容で世の中に伝わっている印象がありますが、実は違うみたいですね。あくまでも、2000万あると楽な暮らしができますよ。というニュアンスの方が正しいようです。

しかし、ああいった報道が出たことで、将来設計に関して興味関心をもった若者も多いのではないでしょうか?ある意味ではよかったのかもしれません。そこで、この記事では私も実践している将来に向けた資金作りについて少し考えていきたいと思います。

新入社員一年目の方だと実感がわかないかもしれませんが、国民年金は給料から天引きされ、支払われる仕組みになっています。こんな報道が出たから、支払いをやめる。なんて言うことは会社員にとってなかなか難しいです。コツはうまくお金と付き合ってくことです。

「年金 2000万」のキーワードだけが頭の中に残っているとすごく不安になると思います。せっかく働き始めたのにお先真っ暗なのか、、、、。国の責任だ!なんてことは思ってはいけません。自責他責に立ち返ると「国が助けてくれる。」と言う考え方は他責の塊です。自分ができることを考え、行動することなのです!!

実は、やろうとする人にはしっかりとバックアップする国の制度がすでに始まっているのです。また、このような制度はどちらかというと老後や先々を見越したいわゆる投資をフォローする制度のため、早めに取り組むことがオススメです。

国が用意している制度

役所の方々は非常に賢く、頭もキレる方が非常に多いです。だから国民が困る事のないようにちゃんとやる人にはやるように様々な制度を整え、年金以外にしっかりとした資金作りをサポートしてくれる制度があるのです。知らないと損をする。基本中の基本ですよね。

例えば、NISA(二ーサ)という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?入社に向けて給与の振込口座として新規に口座開設なんてことをした際に、銀行の方から案内されませんでしたか?

よくわからずんに口座開設だけしてみた。なんて人も多いのではないでしょうか?それはかなり要注意です。後々めんどくさい手続きが必要になってしまうので、思いつきで開設するのはやめましょう。

NISA(ニーサ)とは

では、そもそもNISA(二ーサ)とはなんなのでしょうか。

通常、株式取引や投資信託など金融商品で利益を出すと、20%の課税がされるのです!ここでも税金を取られるわけです。覚えておきましょう。

その税金を年120万円まで、それを5年間、税金を払わなくてよい!という制度です。

例えば、株式取引で、10万円で買ったものを20万円で売ったときには、10万円の利益がでます。しかし、20%の課税があると手元には8万円しか残らないのです。しかし、NISA口座を利用すると10万円分がすべて手元に残るという事なのです。非常に有効的ですよね!

積立NISA(つみたて二ーサ)

こちらの方が聞きなれないかも知りません。積立NISAは、NISAよりもより具体的な金融商品に合わせて整備された制度です。NISAはある程度、何に投資するかを選ぶことができますが、積立NISAは実は既に決まっているメニューから選ぶことが基本となります。初心者にはうれしいですよね。また、金額は少額になり、非課税期間が長くなる特徴があります。

NISAでは株式取引ができましたが、積立NISAの場合は、「投資信託」のみとなります。また、その投資信託も国の定めた基準をクリアしている必要がある為、選択肢は限られている特徴があるのです。しかし、老後のことを考えると、有効的に活用しておいた方がよい、オススメな制度です。

iDeCo (イデコ)

では、そんな国の制度の中でこれまで上げた他の2つと異なる性質をもつのが、通称iDeCo(イデコ)と呼ばれる制度です。このiDeCoは、「個人型確定拠出年金」と呼ばれる制度の略称です。

これまでの2つは、投資に着眼点が置かれていましたが、iDeCoは、国民全員が入る国民年金と異なり、自分の意志で加入するもう一つの年金ということです。

また、年金も実は一つの金融商品です。入社すると保険のおばちゃんに追われる。なんてことがあるのではないでしょうか?年金不安の話をされ、「年金保険にはいったらどぉ?」なんてことがあると思います。この年金保険と考え方は同じです。違うのは、税制上の優遇処置が異なるのです。

通常の年金保険の場合だと、年末調整時に控除される額には上限がります。しかし、iDeCoを活用すると加入していた額(掛金)すべてをが所得控除の対象になるのです。

少しわかりにくいですが、所得税や住民税は、自分の所得(額面額)に比例して高い税金の支払いをすることになります。つまり、節税するには所得を抑えておくことが一つ需要な事です。

iDeCoを使うと、自分のもらった所得からもらっていないことにしてくれるということです。そうすると税金計算が変わってくる為、節税対策になるということです。NISAは、投資で得た利益の節税になるので、そもそもの考え方は異なりますが、このような制度があることも知っておいた方が得です。

実際にやっているおすすめの投資法

結論から言うと私がやっているのは積立NISAです。

投資には様々な方法があります。金融商品は様々な商品開発がされ、さらにインターネットの発達により、その金融商品の取引自体が多種多様になっています。その分、わかりにくさもより増した印象を受けています。

そのため、NISA口座を持っていても、自分で株の売買を行うことなんてとうていやる気が起きませんよね。投資ですから、もちろんリスクが伴います。仕事で忙しいのに、株価が気になって集中できない。なんていうことをよく耳にします。

積立NISAで対象になっているのは「投資信託」という仕組みです。これは、様々な人から少額づつお金を集めて、プロの投資家が運用してくれるサービスと思っていいと思います。自分の口座からは、定期預金のように決まった日に決まった金額が自動で引き落とされ、それをプロが運用してくれるということです。

ですので、私はこの積立NISAで先々の資金作りを行っています。絶対にやった方が良いと思います。ただし、繰り返しますが、リスクももちろんあります。元本保証はありません。投資した額よりも少ない額になってしまうこともあり得ます。

しかし、同じ額を銀行に眠らせておくよりも、増えることを期待してプロに預ける絶好のチャンスを国が用意してくれているのだから、使わない手はないのです。

まとめ:若いうちに積立二ーサ、iDecoを始めよう!

今回紹介したものは、比較的長期目線で自分の資産を作っていく金融商品です。そのため、早く始めた方が絶対に良いということは自負して言えます。ぜひ自分にあった金融商品を見つけて、少額でも早速はじめておくことが良いことだと思います。

まとめ
  • 自分の資産を作るための国の制度を知っておく
  • 積立NISAで将来の資金作りがおすすめ
  • リスクもある事だから将来のことを考えて投資する

公式サイトをちゃんと用意されているのもうれしいですよね。下にリンクを貼っておきます。

NISAやiDeCoは特設サイトを用意していますので、一度見ておいて損はないと思います。

NISA:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/index.html

iDeCo:https://www.ideco-koushiki.jp/

最新記事