どうも、カノイです。
新卒入社の方も研修が終わり、本配属となったり、まだまだ研修中盤という方もいるかも知れません。
新年度を迎え、新生活がスタートした方は少なくないかと思います。
こう見えて、私は大卒で企業に入社し、「仕事ができる」「仕事が早い」と言われ、最速昇格を続けています。
しかし、あくまでも我流です。参考までに。
- 新入社員で同期よりも少し劣っていると落ち込んでいる方
- 入社した会社で絶対に昇格してやるんだと意気込んでいるが、何をしたら良いか正直わからない方
- 「若手社員」と言われる時期もそろそろ終わろうとしているけど、仕事のコツがいまいち掴めていない方
こんな方は是非読んでみてください。また、それぞれのやり方や設定など、別記事でまとめているものは適宜紹介するので見てみてください。
仕事ができるとはなにか
サラリーマンの世界において、仕事ができるとはなんなのか。これを考えずに「出世したい」「偉くなりたい」「高い給料が欲しい」と言ってないでしょうか?
残念ながら、サラリーマンの世界において、これが理解できていないと評価されません。
それは、会社という組織に属している以上、上司が自分の評価を下します。
その上司は会社から上司という役割を与えられ、あなたを評価しているのです。
つまり、会社及び上司に評価される頑張りを見せることが評価されることのポイントなのです。
それぞれの会社によって評価ポイントは変わってくると思います。
それは、それぞれの会社の考え方や評価制度によって異なるため、ここでは言及しませんが、どの会社でも評価される2つのことがあります。
このことを理解しておくとなにを頑張ればよいかわかってくると思います。
①世の中(社内)で誰もやっていないことを成し遂げる(できる)
一つめは、世の中(社内)で”誰もやっていないこと”を成し遂げることです。
エジソンは電球を発明しました。スティーブ・ジョブズは、マッキントッシュやiPhoneを開発し、世の中を変えました。
こういった、世の中の誰もやっていないことができるか否かです。
いきなり難題と思ったかもしれませんが、その範囲は社内でも良いです。
社内の誰もやっていないことを成し遂げるのです。
もし、そういったことをやったのに評価してくれないという会社であれば、速攻で退職願を書いた方が良いです。そしてその事実をもとに転職活動をしてください。
しかし、そこまでではないと思えるとすれば、残念ながらそれは評価の対象ではないのです。逆にそう言えることがあるのであれば、必ず評価されます。
②社内で1番仕事がはやい
または、社内で誰よりも仕事が”はやい”ことです。
「仕事がはやい」というと抽象的に感じてしまうかも知れませんが、誰よりも仕事を「はやくする方法考えられるか」ということです。
極端な例え話ですが、業務指示がコピー100枚だとします。
- 1台のコピー機で100枚をコピーする
- 2台のコピー機で50枚づつコピーする
②を実行しようと考えつき、実行できるかということです。
この例えでいば、1台で100枚コピーする人の半分の時間で終わるわけです。
仕事はコピーだけではないですが、仕事が早くなるとメリットがたくさんあります。
このようなメリットがあります。
もちろん①の「誰もやっていないことを成し遂げる」ことでスペシャリストになることを目指しても良いと思います。しかし、一般の大学を出て就職した後すぐにそうできる可能性は高くありません。
そのため、②の「誰よりも仕事がはやい」を目指すことで仕事ができると言われる存在になることができるのです。
仕事ができる = 仕事がはやい
仕事ができる奴がやっていること
「仕事ができる奴」とは、「仕事がはやい奴」ということは理解いただけましたか?
まだ疑問に思っているのであれば、明日から部内でまずは一番を目指してください。同期で一番でも結構です。その瞬間から評価が変わっていくことが実感できると思います。
では、具体的に「仕事がはやい奴」が何をしているかを考えていきましょう。
一応、私も会社で1番仕事ができると社内外から言われるので、そのノウハウと部下を見ていてそう思う点をまとめていきます。
仕事ができる奴→「仕事を整理する」ことがうまい
具体的に、「仕事をはやくすること」とは、自分のターンをいち早く終えることです。
よく「ボール」と言う言葉が使われています。
「ボールはどっちにある?」「どこにある?」などと上司から聞かれないではないでしょうか?
その「ボール(仕事)」を自分が持っている時間をいかに短くできるかです。
その仕事を自分が持っている時間をコントロールするには、他の仕事を含めた自分の今持っているボール(仕事)を整理するできるか否かです。
整理する方法は、至って簡単です。”仕事相手”で整理することが最もわかりやすいです。
時々、緊急度と重要度のマトリックスの話があり、「緊急度が低く、重要度が高い仕事」が重要などと言われたりしますが、緊急度と重要度が誰が決めるかによってその考えは変わってしまうので、いきなりこれを考えるのは、お勧めしません。
「仕事相手で整理する」となると、誰か見ても、あなたにとって「社内なのか」「社外なのか」「社内だとしても、上司なのか」「同僚なのか」はっきりとわかります。これがわかれば、あとは、優先順位をつけるだけです。
優先順位は、
- 上司
- 社外 or 同僚
です。
社外では無いのかと、意外に思うかもしれませんが、入社したばかり方や今正しい評価を受けていないと思うあなたこそ「上司」です。
サラリーマンのボール(仕事)の配給役は、上司です。
上司に対して、どれだけのレスポンスで戻すことができるかが、非常に重要です。上司からの指示に対する返答、相談、報告。これが何よりも1番です。
次に、社外と社内(同僚)です。はっきり言って、社内と社外の優先順位は変わりません。なぜかと言うと、社外の人は自分の評価にほぼ無関係だからです。
社外の人は、社外の人のやりたい事の実現に役に立つかのみしか考えていません。
その人に対して仕事の早さを知らせたところで何も意味がないからです。
まずは、誰からのどんな仕事なのかを整理してみましょう。
仕事ができる奴→頭の中は物事がイメージできている
次に、仕事ができるやつがやっていることとして、物事をイメージ(絵)で捉えることです。
仕事ができない人と仕事をすると、圧倒的にこの想像力に差が出ると私は感じています。
サラリーマンであれば、指示を受ける機会が多いです。
その指示をイメージ(絵)で捉えることができるか、できないかによって仕事がスピードが変わってきます。
仕事に優先順位をつけて、はやく取り組んだところで、その仕事のゴールがわかっていないと何を目指してはやく進めれば良いのかわかりません。
しかし、仕事をイメージで捉えることは、自分が想像できていることであるため、ゴールがわかってくるのです。
野球でバッター打つと1塁に向かって走ります。でも野球を知らない人は本当に逆方向に走ったりその場で立ち止まったりするんですよね(運動神経ない芸人でよく見かけると思います。)。
これと同じで次の行動を含めて何をすれば良いのか想定できる。想像できると何から取り組めば良いのかを捉えることができるため、仕事がはやいのです。
仕事ができる人の仕事術
長々と「仕事ができる奴」は「仕事がはやい奴」であると説明してきました。
仕事ができる = 仕事がはやい
【仕事がはやい人がやっていること】
= ①仕事の整理ができている
= ②仕事のゴールイメージを持っている
では、ここからは誰でも仕事ができるやつになるための仕事術をお伝えしていきます。
これは、私が会社で一番仕事ができるやつと言われるまでにやってきたこととほぼ同じです。
連絡ツール(メール)を使いこなす
仕事で日常的に使う連絡ツールはなんでしょうか?
私の場合は、メールが非常に多かったです。転職してきた方や部下の方が特に言ってましたが、私の会社はメールが特に多い会社だそうです。
最近ではチャットが導入されていますが、対外的なやりとりはメールが多いことは間違いないでしょう。
仕事をはやくするためには、この連絡ツールを使いこなすことです。
ただし、これは電話ではないです!
電話が好きな昭和のおじさんやアホな若手社員がいますが、電話は本当に必要な時しか、私は使用しません。電話をしまくってくる奴ほど仕事ができないと私は確信しています。部下で常々検証していますが、事実そうです。
先述の通り、私はメールを兎に角使いこなし、仕事が早く進むようにメールの設定までしています。詳細は、下記の記事でも紹介しているのでみてみてください。
仕事(ビジネス)を進行する上で、明文化できない内容の話は存在しない(電話でないと伝えられない仕事はない)と思った方がいいです。
しかし、明文化するとまずい心情的な話やクレームなど後々エビデンスとして残されたくないことや緊急を要してメールだけでは足りないときには電話を使いますが、それ以外はメール・チャットで十分です。
普段から使う連絡ツールが初期設定のままということはありませんか?
絶対にダメです。
自分に合う設定で自分が最速でレスポンス(場合によってはわざと遅らせる)できる状況を作ることです。
数字に強くなる
次に、大半のサラリーマンが苦手意識を持っている「数字」に強くなることです。
なぜ、数字に強くなっていなくてはいけないかというと、数字のみが誰もが共通認識で確認できる「事実」だからです。
どうしても定性的な情報は人によって捉え方や感じ方が変わってきてしまう点があります。
「売上が上がっている」という事実があったとしたときに、その売上額によって対応方法が異なります。
10円なのか、100円なのか、1000円なのか。これによって全く異なります。
ここに数字を加えると、「売上10円が上がった」となると誰もが共通で「10円の売上が上がった」と認識できますよね。
このように、先ほどお伝えしたゴールイメージを捉え、行動に移すときに今の現状を事実として捉えられるか、捉えられないかで、イメージすることが変わってきてしまいます。
そのイメージのずれが実際の仕事のずれとなるとミスにつながったり余計な時間を要したりしてしまうのです。
だからこそ仕事ができる人を目指すなら数字に強くなる必要があります。
準備を怠らない
そして最後に、仕事ができるやつがやっていることは「準備」です。
少し話がそれますが、
プレゼンテーションが苦手な人って仕事ができない印象を持っていませんか?
私も全く同意です。プレゼンテーションが苦手な人はほぼ仕事ができません。
それは、プレゼンテーションこそ準備が全てだからです。
相手に伝えるために準備を行いその準備の結果発表をする場だからです。
つまり、プレゼンテーション下手な人 = 準備ができない人 = 仕事できない人です。
だから皆さんは、仕事ができないと感じているのだと思います。
プレゼンテーションに限らず、全ての仕事は準備が全てです。
例えば、1つ目にあげて連絡ツールについても、自分が仕事が進めやすいように設定しておく。
これも一言で言えば準備です。
仕事は全て準備で決まると思い仕事に取り組んだからこそ、私は仕事ができると言われている所以だと思っています。
仕事をはやくするためには全て準備で決まります。
番外編 見た目で判断される
ちょっとだけ番外編です。
あまり長く記すつもりはありませんが、仕事ができると判断するのは、実は他人です。
その他人が何で判断しているかを意識しておくことも実は重要です。
その多くは、「見た目」です。
具体的に私のやっている仕事ができると印象付けることを紹介します。
恋愛は中身でも仕事は外見
他人が判断する上で、重要視されるのが「見た目」です。
これは、あなた自身の服装や容姿もそうですし、仕事の資料なども全てそうです。
いくら仕事が早くてもとても雑で何事うまく行っていないではダメなのです。
仕事の質を上げていくには時間がかかるのも事実です。資料の作り方が綺麗になるのも時間がかかるでしょう。
しかし、自身の見た目はすぐに変えられます。印象が良い服装などを意識しておくことも実は重要です。
即レスが絶対の信頼を与える
仕事が早いと判断される基準として、何かの処理能力に長けていることは非常に有利です。
先ほど、「電話してくるアホ」と話をしましたが、メールやチャットを寝かせる奴もアホです。
仕事は残念ながら、自分一人でやることではありません。
そのため、周りの人の協力を得ながら進めていく必要があります。
そこで必要になってくるのが、コミュニケーションです。
コミュニケーションの取り方は人によってさまざまですが、会社では決められた連絡ツールがコミュニケーションのツールであることは間違いありません。
そのコミュニケーションに支障を来たすようなレスポンスの遅さ、意思疎通の不快さがあってはコミュニケーションが成り立たないからです。
コミュニケーションが成り立たないと人は、できない人と決めつけます。
仕事ができる人になりたいと思うのであれば、コミュニケーションを意識し、即レスと最大限意識することが重要です。
嫌われることがあると思っておく
人には、好き嫌いがあります。
私もあります。一緒に仕事をしたい人と絶対に一緒に仕事をしたくない人がいます。
これは、自分との相性や過去のやりとり、さまざまな要因が人をそうさせています。
しかし、それを改善しようとするほど無駄です。
嫌われるという事実を受け止め、自分自身が仕事ができる人にいち早くなることが一番良いことです。
まとめ:サラリーマンは「仕事がはやい」奴が評価され成長し、出世する。
いかがでしたでしょうか?仕事ができる=仕事がはやいと言い続ける記事でしたが、私の周りではそれが事実です。
なぜ仕事ができる=はやいなのかは、シンプルです。仕事がはやいと周りと比べると多くの仕事をすることができます。仕事が少ない人に比べその経験値は差が出ます。
経験値は、その人の成長に寄与していきます。成長できていない人と成長できている人どちらを評価するかは、誰もがわかることです。
その意味でも仕事ができる人は「仕事がはやい」これが全てです。