2019年10月1日から消費税増税となります。原則は食品以外は、10%の消費税がかかる事になります。
消費税は3%からスタートして、5%になり、8%に上がり、そして今回、10%に上がってしまいます。
これが、良い事なのか、悪い事なのかは、正直賛否両論でしょうから何とも言えません。
問題は税金の使われ方なのでしょうか?
これまたわかりません。日本という国で消費がある以上、この税金で税収を確保することは、国家であればだれでもがそう思う事でしょう。
しかし、ここであきらめてはいけません。こういった国民に負担を強いる法案が通った後に、国は一時的にその負担を軽減する事に税金を使うようになります。
知らなければ、そのまま過ぎ去ってしまうわけですが、知っていれば、お得になる事間違いないでしょう。この記事では増税した後に、お得になる様々な国の施策を確認しておきましょう。
キャッシュレスでお得に!「キャッシュレスポイント還元」
消費税増税に伴って、なんと、5%のポイント還元が受けることのできる制度が始まってます。(対象の店舗規模によって%は違います。)
これまで現金主義とうたっていた方は、これからはクレジットカードや電子マネーのキャッシュレス化をしてみると良いのではないでしょうか?
5%の還元が受けられれば、消費税増税分を超える還元をうけてむしろお得になります。
簡単にまとめてみましたので、是非参照してみてください。
公式サイトも公開されています。
家をリフォーム、新築で獲得できる「次世代住宅ポイント」
つぎに、すぐに購入とはいかないと思いますが、 省エネ・耐震・バリアフリーなどの基準を満たす住宅や家事負担を軽減する住宅の新築やリフォームをした方に対し、さまざまな商品と交換できるポイントを発行する制度です。
消費増税の10月1日以降に商品を交換することができます。
交換できる商品も幅が広く、家電や家具、食品なども交換の対象になっています。
もし、家の購入やリフォームの予定がある場合は、駆け込みで購入してしまう前に入手できるポイントと交換できる商品を一度確認することをオススメします。
ムダに駆け込みで買わなくてもポイントで交換できてしまうかもしれませんよ!
記事をまとめてみたので、見てみてください。公式サイトのリンクも下から確認できます。
住宅購入をサポートしてくれる制度も登場
上記で紹介した、ポイントだけでなく、購入時のサポートも充実させています。
- 住宅ローンの減税
- 給付金が受けられる
- 住宅取得等の贈与税非課税
の3つが上記のポイント制度の他に用意されているのです。
1.住宅ローン減税
国土交通省HP( https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr4_000036.html )
控除期間が3年延長(建物購入価格の消費税2%分減税(最大))
2.すまい給付金
給付額が最大50万円に(収入に応じて10万~40万円の増額)・対象者も拡充
3.次世代住宅ポイント制度
新築最大35万円相当、リフォーム最大30万円相当を付与する次世代住宅ポイント制度創設
4.住宅取得等のための資金に係る贈与税非課税措置
贈与税非課税枠は最大3000万円に拡大(現行最大1200万円)
住宅をいきなり買うことはないでしょうが、もし計画や予定があるのであれば、是非活用したい制度ですね。
家だけじゃない、自動車の税金も大きく変わる
何と消費増税すると車の購入に関わる税金制度が大きく変わってくるようです。
住宅もあれば、自動車も対象の様ですね。
しかし、今乗っている車は対象ではなく、新車購入が対象になるようなので、勘違いせず。
内容としては、
- 自動車税が下がる
- 自動車取得税が廃止
- エコカー減税の緩和
自動車はお得というよりも現状を維持できるといった方が良いかもしれませんが、ムリに買え控えることや、本当は欲しい車があるのに、消費増税だからといってセールストークに騙されない方が良いかもしれませんね。
まとめ:消費税増税だけに目を向けず、減税や還元も確認しよう
消費増税という報道が出るとその部分だけが切り取られてしまいますが、実は、増税負担を軽減してくれる制度があるんです。
何も知らずに、増税の責(国の責)にするのは他責です!自責で考えるのであれば、さまざまな情報を取得して、取り入れるべきでしょう!!
- 消費増税したらキャッシュレス決済を利用しよう
- 住宅や自動車を購入する場合は、制度を利用しよう
- 増税に悲観せず、自責で生きていこう